【2024年】福岡の高級オーダースーツおすすめ専門店6選
オーダースーツの基礎知識
オーダースーツとは

オーダースーツとは、フィッターと相談しながら自分の趣味・嗜好に合わせて作るオリジナルスーツのことです。
「オーダースーツ」と聞くと、「ちょっと自分には敷居が高いんじゃ、、、」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、最近は機械の技術が進んだことによって、3万円~オーダースーツを作れるお店も増えてきました。
もちろん、従来通り職人の手によって作られる、いわゆるハンドメイドのフルオーダースーツの場合は値段が30万円以上からが相場ですが、高級スーツには高級スーツの良さがあります。
それらを踏まえて、これからオーダースーツの基礎知識を解説していきます。
オーダースーツのメリット3つ

オーダースーツのメリットは次の3つです。
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理想のサイジング
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クオリティ
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オリジナリティ
それぞれ見ていきましょう。
1.理想のサイジング
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全身のシルエットを測り、自分好みにカスタマイズすることが可能です。
例えば、自分のスタイルがより良く見えるようフィット感を強くしたシルエットにこだわったり、着用した際の着心地の良さを重視して着心地をとことん追求するなど、自分の理想の一着を作ることができます。
お店によってはハウススタイルと言って、お店のテイストがある場合があります。HP等を確認し自分のイメージに近いか確認が必要です。
あなたがスーツについて知識が無い場合でも、経験豊富なフィッターのアドバイスをもらうことで、本来の自分に合ったオリジナルスーツが出来上がります。
2.クオリティ
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オーダースーツは既製品に比べてクオリティが高いと思っている方が多いと思いますが、それは間違いです。
例えば、3,4万円代からのオーダースーツ店で作る10万円のスーツとビームス等のセレクトショップの10万円スーツと着心地を比較してみてください。
圧倒的にビームス等のセレクトショップのスーツの方が着心地が良いはずです。
オーダーだからクオリティが高いというわけではありません。
オーダースーツである程度、着心地を求めるのであれば10万前後~仕立てられるオーダースーツ店がおすすめです。
10万円前後で販売されているお店であれば国内トップクオリティの工場を使用している可能性が高いです。
3.オリジナリティ

さまざまな生地、デザイン、釦、裏地等で自分だけのスタイルを作り出すことができます。
オーダースーツのデメリット2つ

オーダースーツのデメリットは次の2つです。
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納品まで時間が掛かる
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返品ができない
それぞれ見ていきましょう。
1.納品まで時間が掛かる

オーダースーツが出来上がり、お客様にお渡しすることを納品といいます。
既に出来上がっている既製スーツとは違い、オーダースーツは注文が入ってから作っていくため、納品までに時間が掛かります。
納期の目安はお店やオーダー方式よって変わりますが、早くて2週間、長くて1〜2ヶ月ほど掛かります。
よって、オーダースーツを作る場合は、納期を予め確認されることをおすすめします。
オーダー方式については「オーダーの種類は大きく分けて3つ」で解説します。
2.返品ができない

オーダースーツは一人のお客様専用のスーツのため、他の方へ販売することができません。よって、返品対応ができません。
しっかりと希望通りのスーツを作るためには、具体的な要望をフィッターに伝える必要があります。
「オーダー」の種類は大きく分けて3つ

オーダースーツには大きく分けて3つの種類があります。
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パターンオーダー
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イージーオーダー
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フルオーダー
どの方式でオーダーするかによって、納期や料金などが異なってきます。それぞれ見ていきましょう。
パターンオーダー

【値段相場】量販店3万円〜 ハイブランド50万円~
【納期目安】2週間〜6週間
パターンオーダーとは、既にシルエットやサイズが決まっている数パターンのスーツの中から、自分の身体のサイズに最も近いものを選び、スーツを仕立てていくオーダー方式です。
「ゲージ服」と呼ばれるサンプルスーツを着用し、袖丈や着丈、ウエスト・股下等の数か所のみのサイズ調整が可能です。
お手頃な値段からあり且つ採寸も簡単にオーダースーツを作ることが可能なため、近年ではポピュラーになりつつあるオーダー方式です。
3つのオーダー方式の中では最も敷居が低いため、オーダースーツをはじめて作る方にパターンオーダーはおすすめです。
また、お気に入りのブランドで気に入る生地や、サイズがない方にもおすすめです。
パターンオーダー以外の呼び方
パターンオーダーは、別の言い方で「セミオーダー」、「サイズオーダー」と呼ばれることもあります。
イージーオーダー

【値段相場】4万円〜
【納期目安】2週間〜6週間
イージーオーダーとは、工場にある数百種類以上の型紙の中から、自分の身体に合うものを組み合わせてスーツを作るオーダー方式のことです。
丈のみの調整だけでなく体型補正も可能で、体に合ったフィット感のあるスーツが作れます。
たとえば、普段から筋トレをされている方やスポーツ選手など、身体の凹凸が一般の方と異なる方でも対応できるのがイージーオーダーの強みです。
お店のフィッターの技術レベルも大きく異なります。
また縫製工場でも仕立て技術に大きく差があり、縫製工賃も大きく変わってきます。
そのため、例えば同じ生地で作ったとしても安価な縫製ですと¥49,000、高価な縫製の場合¥120,000となります。
縫製のクオリティの差で、価格が倍以上変わります。生地だけに惑わされず縫製のクオリティもしっかりと比較しましょう。
イージーオーダー以外の呼び方
イージーオーダーは、別の言い方で「MTM メイドトゥメジャー」、「カスタムオーダー」、と呼ばれることもあります。
フルオーダー

【値段相場】30万円〜
【納期目安】3ヶ月〜
フルオーダーとは、スーツの型紙を1からおこし、生地を裁断、縫製して作られたものをいう。
ほとんどの工程が職人の手作業によるもの。
生地の裁断、アイロンの熱による加工、大半の部位を手縫いによって成形するため、1着のスーツに対して平均50時間以上の作業時間を要する。
基本的に初回採寸・仮縫い・中縫いを経てスーツが完成します。
イージーオーダー、パターンオーダーは基本的にマシンを中心にでスーツを作成するため納期が早いのが特徴ですが、フルオーダーは手作業の部分が多いため、納期は早くても3ヶ月は掛かります。
(イージーオーダー、パターンオーダーでも縫製工場によっては、ハンドメイド中心の工場もあります)
その分、体型の細かい部分まで体型補正を施すことができるため最も着心地の良いスーツが出来上がります。
価格の安さではなく”質”や”雰囲気”を重要視される方にフルオーダースーツはおすすめです。
手縫いの工程が多くあり、ステッチや釦ホール等、味のある芸術的な雰囲気を醸し出します。
フルオーダーがなぜ高額になるかというと、一番は型紙がお客様専用になるというところです。
イージーオーダーは一つの型紙に対して何百、何千とスーツが作られるのに対してフルオーダーは一つの型紙で一人しか対応できないからです。
フルオーダー以外の呼び方
フルオーダーは、別の言い方で「ビスポーク」、「スミズーラ」と呼ばれることもあります。
いずれの仕立てにしても、最も重要なことは完成したスーツが快適で、自分の求める理想のスタイルと合致しているかどうかだ。
オーダースーツが出来上がるまでの流れ

初めてお店に来店してから、オーダースーツが完成するまでの流れを解説します。手順としては以下の8つです。
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予約
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ヒアリング
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生地選び
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デザイン選び
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採寸
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仮縫い
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縫製
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納品
それぞれ見ていきましょう。
1.予約

まずはお店に予約をしましょう。
場合によっては「予約無しでもOK・気軽に来店してください」といったスタンスをとっている店舗もありますが、中には完全予約制のお店もあります。
予約必須の店舗については、時前にホームページを確認されると確実です。
2.ヒアリング

お店に来店後、まずはフィッターと打ち合わせを行います。
例えば
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お客様はどんな雰囲気の方なのか
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どういうスーツを求めているのか
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どんな場面で着用するスーツなのか
などなど、一人一人に合ったスーツを作るために、様々な角度からヒアリングを行います。
「具体的にどんなスーツを作ればいいか分からない」という方でも、経験豊富なフィッターがアドバイスをしてくれます。
3.生地選び

生地でスーツの印象はガラッと変わりますので、生地選びはとても重要であり、オーダースーツならではの醍醐味です。
ヒアリングの内容をもとに、お客様に合った生地をテーラーが選んでくれます。
ご自身で好きな生地がある場合は、実際の見た目や肌触りなどを確認することができます。
4.デザイン選び

続いて、ボタンの種類や裏地の柄など、細かい部分のデザインを決めます。
生地のように全体の印象が変わるわけではありませんが、ワンポイントで自分を表現できる箇所です。
通常、これらのオプションは有料の場合が多いですが、無料で選べるお店もあります。
5.採寸

お客様の体に合った一着を作るために採寸を行います。
基本的に、スーツの値段が高いお店ほど、じっくり時間を掛けて採寸を行うため、よりジャストサイズのスーツが仕上がります。
6.仮縫い

基本的にパターンオーダーにはありませんが、イージーオーダーのお店ではオプションで仮縫いをつけることが可能なお店もあります。
フルオーダーの場合は、必ず「仮縫い」が最低でも1回はあります。(フルオーダーで仮縫いがないと言われた場合、パターンオーダーかイージーオーダーの可能性が高いです)
仮縫いとは、採寸のデータをもとに、仮の布もしくは実際の生地でスーツを半完成の状態を作り、お客様に着用してもらい、本当に体に合っているかを確認する作業です。
この仮縫いを行うことで、より体にフィットするスーツが仕上がるという点と、着心地やイメージにずれはないか確認するメリットがあります。
デメリットとしては、仮縫いの際に再度来店をする必要があるため、なかなか時間が取れない方や、遠方からお越しの方にとっては少々手間がかかる点です。
7.縫製

テーラーが作成したスーツの設計図をもとに、工場で縫製が行われます。
8.納品
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スーツが出来上がり、最終確認を行います。
お店に来店していただき、この最終確認で問題がなければスーツの納品が完了となります。
免責事項
当サイトはオーダースーツ専門店を紹介するサイトですので、詳細については各店舗の公式サイトでご確認ください。
当サイトで案内している情報については、最善の注意を払っていますが、その内容を保証するものではありません。
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営業日や定休日、価格などの最新の情報は各店舗の公式サイトにてご確認ください。